屏風岩の氷柱 2009
子持山(1,296m)の登山口にそびえたつ、高さ60m程の一枚岩が屏風岩です。きれいな柱状節理の間から染み落ちる水滴が凍り、氷の滝となって流れ出ています。
暖冬なのか、今年はまだ地上に達していませんでした。
屏風岩は、子持山が最後の火山を終えた数十万年前に、火口から山体内部の割れ目へ流れ込んだマグマが固まったモノ(岩脈)です。周を覆っていた凝灰岩や凝灰角礫岩などの柔らかい部分が侵食され地表に現れたものです。この岩脈は獅子岩(火道)に向かって伸びています。
屏風岩を西に進むと現れる、『獅子追手の滝』。
この辺りでは、小さな岩脈がたくさん見られます。
昨年の様子 → 2008年3月16日記事
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